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自己紹介いたします
はじめまして!
中小企業診断士で「下町のコトラー」こと、船越と申します。
あなたの持っているまだ見ぬ付加価値を掘り出しながら、すでにやっているものと統合させていって、新たな価値を提供できるようなビジネスモデル作りをお手伝いしています。
この度は、このネット上に山ほどあるブログの中から私のブログを見つけていただき、また、興味を持っていただきありがとうございます。
そこで、少し私の自己紹介をしたいと思います。
■アパレル業界時代
私はアパレル業界一筋で生きてきました。
アパレル業界で働いていた理由は、私はもともとサッカー少年で、ネガティブ人間だったのですが、「着る服」によって気持ちが変わることを実感したからでした。
兄弟がいるのですが、私が一番陰気な感じで、昔から内気で人前に立つのが苦手。。
学生の頃からですが、今でも人前に立つのが苦手で、人が多い前ではプレッシャー感が半端ないし、脇汗がヤバいです。笑
また、小さい頃はかなり神経質だったのですが、小学生の時にノイローゼになりかけたこともあったぐらいで、とにかく一人で抱え込むタイプでした。
そして、のめりこんだサッカーでも、自分が目立つよりも「影武者になろう」と思っていました。
そんな私でしたが、服との出会いで、自分を表現することができるようになり少しずつ変わっていけたので、そんな服を広めたいと思ってアパレル営業をはじめました。
本当はアパレルショップスタッフになろうと思っていたのですが、様々なお店と関わることができることに加え、営業という仕事に興味をもったのです。
なので、アパレルショップは後でもいいかと思いました。
ただ、最初の頃は本当に苦労しました。
新規開拓では飛び込み営業が多かったのですが、かなりしんどかったです。
全然新規の顧客は取れないうえ、数字のことは分からないし、何も考えずに営業していたので、上司からも「お前は営業に向いていない」とまで言われました。。
でもだんだん営業の面白さに目覚めていき、泥臭く、あきらめることなく、地道に開拓した結果、500社以上 のアパレル企業と関わり、200社以上の新規開拓 を行ってきました。
そして取引先は、個人商店から 売上高1000億以上 の会社までもが顧客企業であり、色々な経験をさせてもらいました。
某大手アパレル企業の 100店舗の拡大に貢献 (少し大げさかもしれませんが笑)したり、自社において初の海外展示会を実現させましたし、なんか楽しかったですね。
また、営業としての業務だけではなく、企画からマーケティング、生産、経理、幅広い業務に従事しましたし、何でもやりました!
おかげで様々なスキルを身に付けましたし、自分の実力があれば、何でも挑戦できる業界でしたので、自由にやらせてもらいました。
ただ、基本的にアパレル業界は華やかに見えるのですが、意外と地味なんです!
商品が入った重い段ボールを運んだり、サンプルが入った重いキャリーバッグを持って営業に行ったりしないとだめなので、出張の時は満員電車や坂が多い道を歩き、抱えながら階段を上ったり等、、疲れてフラフラでした。
なので、軽いビジネスバッグ1つで営業に行っている会社員をうらやましいと思ったことは数知れずです。笑
加えて、アパレル業界は業界的にいい加減な人が多く(もちろん皆ではありません)、お金にルーズな社長が多いため、売掛金回収が大変なんですね。
お金を払っていただけない社長もいるうえ、簡単に倒産するので、何度か社長の家まで取り立てに行ったことや、詐欺に遭遇したこと、ヤ〇ザ絡みのトラブルもあり、、色々な闇を見てきて嫌になることも数知れず。。
それでも、アパレル業界ならではの緩さといい加減さ、社長・スタッフの感覚の若さ、上下関係にうるさくない等、でそれなりに楽しかったので、20年以上アパレルの世界にどっぷりつかることになりました。
しかし昨今、アパレル業界は激動の波に飲み込まれ、えらいことになっております。
私が過去にいた会社では全然商品は売れなくなり、安さの追求ばかりで取引先もバタバタ倒産していきました。
ただ、アパレル業界は私が新卒で入社した時から状況は厳しく、斜陽産業と言われておりました。
その時から、私はアパレル業界での経営の厳しさを感じておりましたし、昔ながらの努力型の根性営業や、浅い知識で仕事をする自身の能力にいつしか限界を感じるようになったのです。
さらに、小さい会社では経営の近くで仕事をしていたので、中小企業の本当の厳しさを熟知しており、営業現場でも直接社長と話をすることで、社長の苦悩も知るようになりました。
また、売掛金回収の現場においては数々の修羅場を経験しましたし、取引先の社長が変貌することや借金地獄を見るたびに、
- なぜこの会社はこうなってしまったのか
- こうなる前に何とかする方法はなかったのか
- 今からこの会社を救う方法はないのか
とかなり悩んだ時期もあったのです。
■資格を取得も挫折の日々
そこで、
「もっと成長したい!」
「苦しんでいる自社はもちろん、顧客企業に少しでも手助けしたい!!」
という思いがきっかけで、
- 仕事をしながらも、簿記2級取得、TOEICにも挑戦
- 営業しながら国家資格「中小企業診断士」の資格を取得するために、1年で2000時間以上(1日3時間以上)の勉強時間を費やし、情熱と一発で受かるという決意でストレート合格を果たす
- 営業、中小企業診断士活動を行いながらも、約1年かけて(公財)日本生涯学習協議会の監修と認定を受けている、「ビジネスモデル・デザイナー®」の資格を取得
これだけ見ると、結構頑張っているように見えますよね?
ただ、資格を取得しただけではうまくいかなかったのです。
簿記2級を取ったからといって、会社の支援をできる訳がなく、ましてや給料も上がるわけでもなく。。
また、TOEICを頑張ったところで、外国に行くか外資系に転職するか、外国人相手に商売をするぐらいでないと、はっきりいって意味がないんですよね。
ということで、長年挑戦したTOEICをあっさりと捨てて、中小企業診断士の資格取得のために、勉強を頑張ったのです。
正直に言いまして、めちゃくちゃ勉強しました!
特に中小企業診断士の時は、夜の帰り道で目まいがするほどフラフラになるぐらい頑張りました。
駅のホームから落ちそうになりましたし。笑
そして、無事に合格し「やっと自分が成長できるし、会社の手助けもできるはず!」と思ったものです。
しかし、何もできませんでした。
理由は簡単で、実務経験がないからです。
弁護士になりたての人が、いきなり弁護できるのか?
依頼してくれるお客さんがいるのか?
いるわけありませんよね。。
コンサルタントとしての実務経験や実績がないから、どうしたらいいのか分からない。
知識はあるのですが、実際の現場だと何をどうしたらいいのか分からない状態なのです。
なんか惨めでした。
あれだけ頑張ったのに、結局何もできない状態で、情けない気持ちでいっぱいでしたし。。
結果、これからどうしていいのかも分からず、当時は本当に悩んで腐っていました。
私もダメ、会社の状態も悪い。どうしようもない状態でしたね。。
■週末起業生活をスタートさせる
そんな状況で出会ったのが、
「ビジネスモデル・デザイナー®」
という資格です。
マニアックな資格なので、あまり知られておりません。笑
ただ、この時に学んだことやセミナーを開催し続けたことで、私の考え方が変わりましたし、人生が変わりました。
そして、ここから私の週末起業生活が始まったのです!
平日はアパレルの営業をしながら、週末は小さい案件でしたが、経営・起業支援を副業として始めることにしたのです。
経営相談からビジネスモデル構築・創業支援、補助金申請支援等。。
そして、この週末コンサルタント活動がきっかけで、財務・金融支援に強い経営コンサルティング会社に転職をすることができました!
個人と併せてコンサル会社での実績は下記です。
- 起業相談、支援 100社以上
- 経営相談、支援 100社以上
- 融資相談、支援 50社以上
- 経営診断 10社以上
- 経営力向上計画作成 10社以上
- 補助金申請書作成 20社以上
- 事業計画作成 20社以上
- 経営改善計画書作成 10社以上
- クラウドファンディング支援 5社以上
- 顧問先 等。。
きつい案件も多くかなり苦労しましたが、このコンサル会社のおかげで私の人生が変わりました。
最後は私の能力不足もあり辞めることになりましたが、実務経験がないにもかかわらず採用していただいたうえ、様々なコンサル経験を積み成長できたので、本当に感謝しかないです!
■印象に残っているあるネガティブ社長
コンサル実務の例として、ある会社の話をします。
その会社は売上が数年前から減少しており、ここ数年は営業赤字。
多額の減価償却不足もあり実質債務超過の会社でした。
しかも、金融機関からの借金の額がかなり膨れ上がっており、返済が難しくなっていたんです。
ちなみにリスケはまだしていませんでした。
この案件は、ある機関からの紹介だったのですが、経験不足で対応が難しい案件だったため、私のコンサル会社にまわってきたんですね。
そして、私が担当になったのですが、この案件の会社には予想以上に様々な問題や闇があることが分かったのです。
私が訪問した時、会社の社長は少しというかほぼ鬱状態でした。
また、社長の右腕社員がいたのですが、サボり癖があるのと、社長の悪口を従業員に言いふらしているため、社長は右腕社員を凄く嫌っていたんです。
でも、右腕社員がいないと会社の仕事が回らないため、右腕社員が仕事をまとめ、社長以下の従業員を牛耳っている状態であり、社長は頭が上がらなかったんですね。
そして、右腕社員は社長の悪口を従業員に伝えるため、社長は従業員全員から無視されており、社長は敵といった感じで会社の雰囲気はもう最悪でした。
結果、社長は従業員を信頼できなくなって、ますます鬱になるという負のスパイラルに陥っていたんです。
この案件はほんとヤバかったですね。。
なんせ、数値計画を社長と作ろうとしても、なかなか前向きなアクションプランが出てこないし、何度も社長のネガティブ電話がかかってくるので、私もノイローゼになるかと思いましたよ。笑
でも、誰にも相談できず一人で抱え込んでしまっていて、昔のネガティブな自分を見ているような気持ちにもなり、放っておけなくなりました。
また、引っ込み思案で超ネガティブな社長なので、金融機関との関係性も最悪のためにメインバンクが存在しないのです。
というか、社長も会社も良くないから金融機関も逃げている状態。。
そして計画ですが、社長が考えないということで、私が会社の実情に沿った実現可能性の高いアクションプランを提案し、経営面、マーケティング面、財務面を改善する計画を社長には意地でもやってもらうということにしました!
もちろん納得してもらってからですが。。
経営面では経営改善計画書を作成し、過去の売上の分析、コストの見直し、組織人事面の改善を行いました。
マーケティング面では、運用率が悪い部門の損益分岐点を出し、取引先との値段交渉、新規取引先の誘致方法、強みを活かした営業の仕方を考えました。
財務面は、借入金の元金支払いを停止するリスケ案ではなく、一本化、借換、折り返し+真水等、、メインバンクを設定、交渉して一緒に借入返済計画を作成することにしたんです。
そして鍵となる具体的なアクションプランは、「社長と右腕社員が一緒に営業する」というものに私はしたんですね。
理由は、たとえ嫌いであっても仕事を全部取り仕切っている右腕社員と一緒に行動しなければ、売上UPはあり得ないからです!
なので、まず右腕社員に会社の経営状況を説明し、協力してもらうことが不可欠であることを知ってもらう。
そして社長から歩み寄ることで右腕社員と仲良くまではいかなくても、関係性の悪化を改善する。
営業先に詳しい右腕社員と一緒に、営業先に何度も訪問することで仕事量の増加を図ると共に、重要取引先とは値段交渉を行い単価UPのお願いをする。
また、以前は行っていた社長同士の交流会に再び参加してもらうことで、新規取引先を紹介してもらう。
関係性が良くない金融機関へ毎月訪問し、資金援助の継続と協力をお願いする。
等。。
色々と考えて実現可能な数値計画を立てました。
しかし、この会社の根本的な問題は、右腕的社員との関係性の悪さ。
関係性が悪いためコミュニケーションがないことと、バラバラに行動してしまってることで業績が悪化しているんですね!
なので、計画実行当初は社長が嫌がるのなんのって。。
右腕社員以外の従業員の信頼を回復させるためにも、右腕社員との関係性を改善することは不可避ですし、この問題を解決しなければ、この会社に未来はありません!
また、この会社の借入金の多さも問題でしたし、優柔不断で後ろ向きな社長の性格も災いし、金融機関との関係もよくないため資金調達もうまくいかない。
何より、「メインバンクが無い」ということが問題を長引かせました。
つまり、 旗振り役がいないため、 どこの金融機関も他人事でなかなか金融調整がまとまらないんです!
そのおかげで、あと1日金融調整が遅れていたら支払いができず、計画が破綻するどころか、会社がやばくなるところまでいきました。
この1日はずっと様々な金融機関と電話してましたし、ほんと、精神的にもまいりましたね。。
ただ、根気強く長時間かけてネガティブな社長と一緒に計画を作成しコミュニケーションを取り続けた結果、社長も納得してくれましたし、右腕社員と行動してもらえました。
また、金融機関との関係性をよくするために毎月顔を出してもらうようになったうえ、業績は徐々に上向き、新規取引先も増加しました。
何よりも社長が明るくなった!ことが最大の収穫です。
右腕社員との関係性は良好とまでいかなくとも、コミュニケーションを増やしたため良くなっていますし、社員との会話も増えました。
事業計画作成が終了した数ヶ月後、久しぶりにお会いしたところ「本当にありがとうございました。」と心底感謝してもらったのは感慨深かったですね。。
そりゃ、長い間、共に頑張ってきましたし、電話でよくケンカしてましたから。笑
今では懐かしいですね。。
最近、この鬱社長の会社がどうなっているかを聞いたところ、私もびっくりするぐらい、さらに業績が良くなっていました。
嬉しいですね!
私自身、この会社に長期間かかわったことで、今までよりレベルの高い、経営改善するための手段であったり、計画の立て方、実現可能なマーケティングの構築方法を学びました。
コンサルが提案する計画は “絵に描いた餅” とよく言われますが、そうではありません。
計画が悪いわけではなく、どんな計画も実行されて初めて意味があるものとなるんです。
そのためには言葉ではなく、根拠のある数値で示し、実現可能だと理解してもらえるマーケティングプランやビジネスモデル、何より、実行してもらうためには社長との信頼関係が不可欠だということを学びました。
なので、“計画を実行してもらうこと” こそがコンサルタントの最大の仕事だと私は気付いたのです!
■ところが、一般的なコンサルタントは・・・
そのことに気付いてから、私はコンサルタントとしての在り方を考えるようになりました。
色々なコンサルタントやコンサル会社の資料を見てきましたが、皆さん私よりも遥かに優秀でめちゃくちゃすごい資料を作っているのですが、中には魂がないものもあります。
計画書は分厚く内容も凄いけれど、でも本当に社長はそれを理解し実行できるのか?
実際、「100ページもある計画なんて分かるわけないやろ!」みたいなことを言う社長をたくさん見ました。
まあ、社長もせっかく高いお金を払うのだから、数ページとかより分厚いのを求めてしまっているのはあって、それにこたえていくと量が多くなって、その内の3分の2くらいどうでもいい内容になっていくのですが、分厚さに最初は満足される社長もいます。
けれど100ページは理解できないし実践できない。
100ページどころか50ページだったとしても、何をどうすればいいの?となります。
大企業なら満足できるかもしれませんが、相手のほとんどが中小企業です。
一般的にコンサルタントが使っているマーケティングは、中小企業向けではないことも多々ありました。
経営理念とするよりも、想いとか、やりたいこととか、叶えたい夢とか、、そういう言葉の方が伝わったりアイデアが浮かんだりします。
SDGsとか綺麗ごとを書いたりしていても、まずは売上を上げないと、というようなところが先にあったりします。
そういったところから、実態を反映していないものや体裁の整ったプランを作るのではなく、実行できるプランを作り、一緒に併走するような支援ができるコンサルタントになりたい。
と徐々に思い始めます。
でもそのためにはまだまだ力が足りない。
そう思った私は、さらに「もっとすごい実績の人と一緒に仕事をしよう!」と思いはじめ、凄腕コンサルタントと一緒に仕事をすることになります。
ところが、このコンサルタントの方は、確かに知識量も半端なく、凄腕ではありましたが、サポートの在り方は、私が目指すものとは真逆で、寄り添うというよりも、とにかく力づくという感じのやり方です。
私が前にやりがいを感じていたネガティブ社長がこのコンサルタントのもとに相談に行ったら、メンタルが崩壊してしまいそうだと感じていました。
そして、私もそのやり方に振り回されるうち、ある日、医者にがんの可能性がある、と言われてしまいます。
気付いたら、心も体もボロボロで、もう自分が何をしたいのかさえも分からなくなってしまいました。
■どうしていいかわからなくなったときに・・・
そんな時に出会ったのが、山に籠もったコンサルタントでした。
その人は本当に変で、例えば「理想のお客さんに来ていただきたいなら、無人駅にチラシを置く」というようなアドバイスをしているのです。
そんな感じでその人の考え方は、一般的なコンサルタントとは真逆でした。
例えば新宿にお店を構える音楽店舗に、一般的なコンサルタントがアドバイスするのは、新宿駅の乗降客数、さらにその乗降客数が聴く音楽の傾向はこのようなもの。
だからこのような音楽を店舗に置くと、売上が上がる、というアドバイスです。
確かに一般的なマーケティング理論では、それは正しいと言われるアドバイスです。
ところが、山に籠もったコンサルタントがやったのは、そのデータを全く無視し、そのお店の魅力は、スタッフがマニアックなものが好きで、それにこだわるお店だから、日本では誰も知らないようなバンドのCDを世界から取り寄せ、とことんマニアックなお店にする、ということでした。
それで売上5000万のお店を、売上1億円にしてしまったのです!
確かに、大企業なら一般的なマーケティングは通用する部分はあります。
しかし、中小企業だったり、マニアックだったり、こっそりひっそりのお店の場合は、自分の魅力とは何か、想いとは何か、それをとことん突き詰めていくこと。
それは、すでに自分の中にある、ネガティブだったり、ダメだと思っていることの中にこそあるのだと。
そしてそれは、世界一古い老舗企業こそ実践しているマーケティングだと言ったのです。
そのマーケティングを実践している人たちの集まりにも行ったのですが、今までのアパレルやコンサルタントのギラギラした世界とは真逆で、私もこんなに皆が熱心ながら、温かい経営者が集まる会を開催できれば良いなと思いました。
しかも、そこは小規模事業者の集まりだったのですが、大規模ではなく小規模の方が、温かいと共に一緒に苦労を分かち合えるし、私が支援できることも多く、何より私に向いていると分かったのです。
私が本当に求めていたのはこういうものだったのだと。。
そこでの学びと実践から生まれたのが
「未来型ビジネスモデル3.0」です。
1.0:私のアパレル営業で培った、実際の売上を上げる現場での営業経験。
2.0:私の中小企業診断士・ビジネスモデル作りの知識をコンサル会社やコンサルタントとして活かした実務経験。
それにさらに、それらを本当の意味で中小企業、下町のお店や小規模会社で活かせる実践的なマーケティングをもとに、想いや魅力を掘り出しながら、すでにやっているものと統合させていって、新たな価値を提供できるようなビジネスモデル(3.0)を一緒に作る。
そんなコンサルタントとして、現在は、合同会社を立ち上げ、上記経験を活かしながら1ヶ月に20社以上、経営相談からマーケティング、営業、起業・新ビジネス、事業再生、経営改善支援、事業承継支援等を行っています。
■このようなかたちでヒアリングを行っています。

私は手書きの方が好きでして、、まずは手書きでヒアリングしていきます。

また、ヒアリング内容を整理して事業計画書・ビジネスモデルを作成していくのですが、その他で市場やニーズを調べたり、課題、問題点、解決策やアクションプランを考えます。
そして上記のメモや質問等で仕上がった一部の事業計画書が下図です。


その他の事例ですと、例えば美容室が脱毛サロンを新展開したい、となったときのものです。
- 【店】ただの脱毛サロン ➡ 「顔脱毛」や「キッズ脱毛」に特化した脱毛サロン
- 【ターゲット顧客】主婦 ➡ おしゃれで美容に敏感な小中学生の子供を持つ○○付近のお母さんユーザー
- 【集客方法】ホットペッパーと近所にビラを配る ➡ それに加え既存美容院顧客を主とした集客を行う
- 【販売】特になし ➡ 美容院の人脈を活かした自社商品の開発と販売
上記のように強みを活かして特化した店にすることにより、他店との差別化に加え特定のお客さんに響きやすい店になります。


上記のメモがこちらに変化します!




このようなかたちで、想いや魅力を丁寧に掘り出しながら、中小企業に合うマーケティングをもとに、事業計画・ビジネスモデルを作成しています。
■あなただけの未来型オンリーワンビジネスモデルを構築します
あなたには子供の頃からの夢はありますか?
子供の頃からではなくても、やりたい仕事や店、会社ってありませんか?
本当はやりたいことがあるのに、今の店や会社で満足するように自分を押し殺している経営者は多くいます。
忙しくて考えている時間がない。
どうせできっこないし、リスクも高い。
生活があるし、、家族や従業員のためだから仕方ない。。
本当にそれでいいのでしょうか?
死ぬ前に後悔しませんか?
仮に明日死ぬと仮定して、やり残したことはないですか!?
別に私はハイリスクでやりたい店や事業をしろと言っているわけではありません。
今の業務内容や取引先等を捨てろと言っているわけでもありません。
今の店や仕事、強みを活かしてやろう!
ビジネスモデルを構築して、数年後にはやりたいことをしようよ!!
ということなのです。
これこそが、「あなただけの未来型オンリーワンビジネスモデル」なんですね!
未来を見据えた、あなただけのビジネスモデルを構築すれば人生が変わります。
例えば私です。
私の服が好きだったので、夢はアパレルショップを持つことでした。
それがアパレル営業の仕事をするようになり、いつの間にか中小企業診断士としてコンサル活動を行うことになりました。
では、コンサルの仕事でアパレルとは無関係の道へ進むのか?
私の夢は消えてしまったのか!?
そうではありません。
私も一時期悩むことはありました。
特にアパレルの仕事を辞めて経営コンサルタントとして会社を設立しようと思った時です。
私が好きなアパレル業界を捨ててしまうのか?
今までの経歴やノウハウ、人脈まで捨ててしまっていいのか!?
違うんですよね。。
別に業界・業種が違ってもアパレル業界、アパレルショップに関わることができる。
コンサルとしてアパレルショップを支援すればいいんだ!
で、やりたいのなら、いつかアパレルショップも経営すればいい!
と思うようになりました。
今までのお店への営業経験や小さい会社で仕事をしていた経験、コンサルとして多種多様な小さいお店・会社を支援した経験は必ず活きるし、実際に今では私の強みとなっております。
また、お店を開業しなくても、小規模なお店や会社を支援するのが自分に合っているし、本当にやりたいことだと気づきました。
本当に人生が変わりましたね。。
結局、今までやってきたことが今に結びついてると思うと感慨深いです。
別で、クレープ屋さんの話があります。
話を聞くとオーナーは元々クレープ好きでクレープ店舗を持ちたかったのですが、資金的な問題もあり、スーパーの前で移動販売をしているとのことでした。
ただ、コロナ禍では売上はまだ良かったのですが、コロナ後から徐々に低下。。
ということで悩んでおられました。
では、どんなクレープを販売しているのかというと、素材にはこだわっているのですが、どこにでもあるメニューが大半だったのです。
でも実は、コーヒー味のクレープが得意とのこと。。
コーヒー味ってめずらしいですよね!?
しかもかなりこだわったコーヒー味のクレープで、カフェオレ、エスプレッソ等、何種類もあるんですよ。
コーヒー味のクレープは本当は売りたいクレープ。。
「なぜ、それを前面に打ち出さないのですか?」
と聞いたところ、、
「いや、コーヒー味ってあまり浸透していないし、お客さんを選ぶかなと。。」
「しかもスーパー前だから主婦と子供が多いから普通の方がいいと思って。。」
つまり、多くのお客さんに買ってもらいたいがために、他のクレープ屋と見た目が変わらないメニューなってしまい、逆に誰にも刺さりにくいクレープとなってしまっていたのです!
強みや本当に売りたいものを自ら消してしまい、もったいないと思いました。
コーヒー味のクレープは看板にもメニューにも記載はしておりますが、片隅にあって特別には打ち出していません。
クレープ屋をやりたいと言いつつ、今のメニュー構成で本当にいいのか?
どこにでもあるメニューを販売したかったのか!?
という疑問もありました。
なので、想いや夢、やりたいことを今一度、真剣に考えてもらったのです。
結果、その店のブランディングとして「こだわったコーヒー味のクレープ屋」を打ち出すことにしたんですね!
もちろんコーヒー味だけを販売するわけではありませんし、子供用の素材にこだわったものも販売します。
ただ、そのお店と言えば、、というものが必要です。
そして、お客さん像や集客、販売方法等も考える必要があります。
これこそマーケティングであり、ビジネスモデルになっていくのですが、既存のお客さんは少し減るかもしれません。
でも、本格的なコーヒー味のクレープの認知度が高まれば、他ではなかなか食べれないので、遠方からもお客さんはやってきます。
そして、集客策としてはチラシ等のリアル集客に加え、SNSの Instagram(インスタ)を有効活用します。
以前からインスタは活用されていたのですが、あまり力を入れていませんでした。
なので、投稿もリールもいまいち。。
ここでコーヒー味のクレープを全面的に打ち出して、お店のPOPにもコーヒー味にこだわる理由やコーヒー味にたどり着いた経緯、コーヒー知識や調理方法等を思いっきりアピールします。
元々、クレープ好きに加えてコーヒーにもこだわっており、本来は強みとしているメニューなのでお客さんに響きやすいんですね!
ただ、なぜここまでコーヒーを全面に出すのか?
もちろん強みなので当然なのですが、何よりこのオーナーの夢が「カフェをオープンすること」だったからです。
なので、数年後に念願の夢であるお店をオープンする「未来型ビジネスモデル」を構築したんですね。
今はカフェではないし、クレープは本当にやりたいことではないかもしれません。
でも、今やっていることを夢と繋げればいいんです!
こだわりのあるコーヒー味のクレープを追及することでコーヒーの知識が深まります。
また、クレープ屋での販売ノウハウや顧客を得ることも可能になりますよね。
カフェのための資金も得ることができるうえ、コーヒーに関わっているという自負や充実感も得ることができます。
そして、自慢のコーヒー味のクレープを提供するコーヒー豆にこだわったカフェをオープンする。
そうなれば、今やっていることが、めちゃつながりませんか?
また、オーナーは外国語教室の講師でもあるので、近隣の生徒さんを実務プラス仕事提供の場としてカフェで雇えば、外国語教室の宣伝にもなりますし、カフェは人材不足の解消として、お互いにシナジー(相乗効果)があります!
コーヒー味のクレープもそうですが他店には簡単に真似できないため、差別化要因になります。
これこそ、私が描いたビジネスモデルです。
様々な強みが絡み合った複雑なビジネスモデルは最強です!
しかも、ビジネスモデルは何も現状だけを描くのではありません。
数年後を見据えた未来型ビジネスモデルを構築することによって、今後やるべきこと、何より意識づくので、「いつかできればな~」みたいな抽象度が高い目標設定にならないんです!
人って、具体的な目標がなければ何をどうすればいいのか分かりませんし、頑張れないんですよね。。
現に相談者のオーナーは、自身の「カフェをオープンする姿」が連想できたから頑張ると言っておられました。
本当に嬉しかったですね。。
顧客の喜びが社長の喜びになる。
結果、私の喜びになるんです。
なので、私はあなたの想いをビジネスモデルにするお手伝いをしたいと考えております。
なぜなら、それが私のビジネスモデルだからです。
あなたもやりたいことをビジネスにしませんか?
理想の自分を実現しませんか?
そして後悔しない人生を送りませんか!?
私は頑張っている人が大好きです。
頑張っているけど、不器用でネガティブでどうしてもうまくいかない人。
何をどうしたら分からないけど、何とか今を変えたい!と毎日願っている人。
もがいて理想の自分に近づきたいと頑張っているけど、一向に近づけない人。
頑張っているけど自分はダメだと思っている人。。
上記は全部、過去の私です。
本当に過去の私はバカで不器用でした。頑張ってましたけどね。笑
なので、10年前の私が今の私を見たらびっくりすると思います。
まあ、自分では今もまだまだだと思ってますけど。。
でも何とか、自分なりに未来型ビジネスモデルを構築して頑張った結果、私は変われました。
今度はあなたの番です!!
そして、私はあなたの影武者となり、、
私が熱意を持って、あなたの未来型ビジネスモデル構築をお手伝いします!
是非、私と一緒に頑張って理想の自分に近づきましょう!
やりたいことや夢を叶えましょう!!
一緒に頑張ろう!!
おー!!