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経済産業大臣登録 中小企業診断士
船越ビジネスコンサルティング代表
船越です。
今回は、なせやりたいことで起業しないほうがいいのか?について解説したいと思います。
やりたいことで起業しない!
決してやりたいことで起業するなと言っているわけではありません。
巷では、やりたいことで起業するのがセオリーとなっておりますが、各種データによれば、起業して10年後に生き残っているのは、「たったの5%です」。
多いと思うか少ないと思うか、それは個人個人で違うとは思いますが、私は少ないな。と率直に思いました。
やりたいことではなく、勝てるマーケットで起業する
巷では、やりたいことで起業するのがセオリーとなっておりますが、起業して絶対に失敗しないために最も重要なことは、勝てるマーケットをみつけること。
たとえ好きなことであっても、負けるマーケットで勝負してはいけないということです。
すぐにうまくいく人との違いは必ずしも、生まれ持った才能、または能力の違いではありません。能力のある人が長い間頑張っても失敗する、軽い気持ちで週末に立ち上げた事業が半年で成功する。
こういった話は結構多いです。実際は自分が好きなことでうまくいった人もいますが、そういう方は少なく、また時間がかかってしまうことが多いのです。
では、その違いは何かと言うと、「勝てるマーケットで起業したかどうか」なのです。
もう一つ重要な条件がありますが、それはまた後ほど。それが組み合わさることによって、長く続く事業へとつながっていきます。
勝てるマーケットとは
顧客が欲しいと言っているのに、欲しいものが提供されていないマーケットです。顧客ニーズがあるのに競争が少ないマーケットのことです。
これは当たり前の話ですが、周りを見ても分かるように、自分が得意な分野、好きなマーケットで起業している人が多くないですか?
例えば、英会話。喫茶店。ラーメン屋。
飲食店は特にゼロから開業する場合、大規模な投資に加え、粗利率が低いため、よほどのノウハウを持った人でない限り、勝ち続けるのが困難です。
このマーケットで勝てる自信がありますか?
ましてや、未経験者で。
でも、好きという理由だけで、このレッドオーシャンに自ら飛び込んでしまう人が絶えません。
好きなことより、そのマーケットでより確率高く勝ち続けていくためには、どんな方法で起業するかを考えることが重要です。
➡【マーケティング】鬼に金棒?諸刃の剣?武器になるかは戦略次第
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