【経営者必見】AIで事業計画が作れる時代。それでもコンサルが必要な理由

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こんにちは!
中小企業診断士で下町のコトラー、船越です。

 

 

今日はちょっと、熱く語らせてください!

 

最近、ChatGPTをはじめとするAIの進化がすさまじいですよね。。

事業計画書だって、AIに「こういう会社でこういう事業をやりたい」と打ち込めば、それっぽいものがパッと出てくる時代です。

数値計画も、SWOT分析も、マーケティング戦略も。

 

 

正直に言います。

私自身も、日々の業務でAIを使っています。

 

情報収集、文章の下書き、アイデアの壁打ち等、、AIはめちゃ便利です。

コンサルタントとして、使わない手はありません!

 

でも、だからこそ断言できることがあります。

 

AIだけで事業計画を作るのはやめて欲しい!

 

「えっ、AIで作れるんじゃないの?」

「コンサルタントに高いお金を払う意味あるの?」

 

なぜなのか!?

 

そう思った経営者の方、ぜひ最後まで読んでください。

AIを実際に使っている私だからこそ、お伝えできることがありますので!

 

 

 

AIで事業計画書が作れる時代はもう来ている

 

まず事実として、AIで事業計画の「形」を作ることは可能です。

AIに業種、ターゲット、売上規模、やりたいことを入力すれば、事業概要、市場分析、競合分析、マーケティング戦略、収益計画。。

 

こういったものを、ある程度の精度で出力してくれます。

しかも無料で、数分で。

 

これは凄いことですよね!

10年前なら、こんなこと考えられなかったし。。

 

 

じゃあ、もうコンサルタントはいらないのか?

事業計画書の作成なんて、AIに任せればいいのか?

 

答えは、NOです。

 

何度も言います。

NOです!

 

それはなぜか?

次にお話しします。

 

 

 

AIが作る事業計画書は「それっぽい」だけ

 

私は毎月10社以上の経営者・後継者と面談していますし、事業承継以外でも事業計画の相談を受けています。

 

その中で、AIで作った事業計画書を持ってくる方が、最近ちらほら出てきました。

 

見せてもらうと、確かに形は整っています。

文章も読みやすいし、構成もしっかりしている。

でも、読んでいて、心に何も響かないんですね。

 

それはなぜなのか?

 

理由は、その計画書に「社長の想い」が入っていないからです。

 

AIは、ネット上にある一般的な情報を組み合わせて、「それっぽい」文章を作ることは得意です。

また、金融機関や補助金申請に必要な数値が入った提出書類もそれなりにちゃんと作ってくれます。

 

でも、あなたの会社の歴史、あなたが経営者として何を大切にしてきたか、どんな苦労をしてきたか、これからどんな未来を描きたいか。。

こういった「あなただけのストーリー」は、AIには書けません!

 

 

事業計画書は単なる書類ではないんですよ。

「あなたの会社の未来への設計図」なんです!

 

設計図に想いが入っていなかったら、誰がその計画を実行するんですか?

誰がその計画に本気になるんですか!?

 

と私は思うんですね。

 

 

 

「社長、本音はどうなんですか?」AIにはこの質問ができない

 

でも、想いも指示すれば作れるのでは?

そう考えますよね!?

 

ここからが、私が一番伝えたいことです。

私がコンサルタントとして事業計画を作るとき、最初にやることは数字の分析でも市場調査でもありません。

 

社長と膝を突き合わせて、話を聞くことです。

 

「今の事業、本音ではどう思っていますか?」

「10年後、会社をどうしたいですか?」

「後継者に引き継ぎたいですか?それとも、別の道を考えていますか?」

 

こういう質問を投げかけると、最初は当たり障りのない答えが返ってきます。

でも、話を続けていくうちに、ふとした瞬間に本音がこぼれるんですね。

 

「実は、息子とは経営方針で全然合わなくて・・」

「本当はこの事業やめたいんだけど、社員のことを考えると言い出せなくて・・」

「誰にも言えなかったけど、新しいことに挑戦したいんです・・」

 

この本音こそが、事業計画の核になるんです。

 

AIに「本音はどうですか?」と聞かれて、本気で答える社長がいますか?

画面に向かって、経営の苦悩を打ち明ける社長がいるでしょうか!?

 

まあ、なかなかいないですよね。。

自分では気付いていないこともありますし。

 

 

私が実際に数多くの面談で感じているのは、

人は「信頼できる人間にしか本音を話さない」

ということです。

 

 

 

データが証明する「計画を作れない経営者」の現実

 

ここで、少しデータの話をします。

日本政策金融公庫の調査によると、起業時に事業計画書を作成した起業家はわずか28.0%

つまり、7割以上の起業経営者は事業計画書を作っていないんです。

 

さらに、中小企業の経営者で経営計画書を作成しているのは全体の20%以下という調査結果もあります。

一方で、中小企業庁の「小規模企業白書」では、経営計画を作成したいと思わない経営者に理由を聞いたところ、「現状維持ができれば良い」が41.9%、「計画など大げさなものは不要」が37.2%、「時間的な余裕がない」が33.4%と続いています。

 

でも、注目すべきは、、

「適切なアドバイスがあれば作成してみたい」と答えた経営者が約5割というところです!

 

つまり、経営者の半分は「作りたいけど、一人じゃ作れない」と思っているんですね。

 

さらに中小機構が中小企業経営者1,000人に行った調査では、「経営課題は自分で解決したいが、詳しくない分野で自分だけでは判断できない」と答えた経営者が52.0%。「悩みや課題があっても専門家に相談したことがない」が53.2%、という結果が出ています。

この数字が示しているのは、「助けが必要なのに、助けを求められていない経営者が大量にいる」という現実です。

 

 

では、この問題はAIがあれば解決するのか?

 

いいえ。

AIがあっても、この問題は解決しません。

 

なぜなら、経営者が本当に必要としているのは、「文章を自動で作ってくれるツール」ではなく、「自分の話を聞いて、一緒に考えてくれる人間」だからです。

 

 

 

人間は論理ではなく感情で動く

 

ちょっと振り返ってみてください。

 

あなたが今までに下した大きな経営判断。

それは、100%論理的に決めたでしょうか?

 

「データを分析して、市場規模を計算して、競合を調べて、数値を算出して。。よし、この事業をやろう!」

 

こういう風に決めたことって、どれぐらいありますか!?

正直、ほとんどいないと思うんです。

数多くの社長に会って話した実感でもあります。

 

「なんかこっちの方がワクワクするな」

「この人と一緒にやりたい」

「直感的に、これはいける!」

「この事業には、私の想いが詰まっている!」

 

このように経営判断の裏側には、必ず感情があるんです。

 

これは、悪いことじゃありません。

むしろ自然なことです。

 

人は論理で納得し、感情で行動する生き物なんですね。

だからこそ、事業計画にも感情が必要なんです。

 

社長の想い、熱意、こだわり、覚悟・・・

これらが反映された計画でなければ、計画は「絵に描いた餅」で終わります!

 

 

AIに感情はありません。

AIは論理的に「正しそうな」計画は作れても、「やりたくてたまらない」計画は作れないんです。

 

 

 

AIは「道具」 コンサルタントは「伴走者」

 

誤解しないでほしいのですが、私はAIを否定しているわけではありません。

むしろ、私自身がAIをガンガン使っています。

情報収集にはAIを使いますし、文章の下書きやアイデアの壁打ちにもAIを使います。

ちなみに私の相棒AIはClaudeのクロ助です。可愛いヤツですよ笑。

 

AIを使えば、事業計画の作成スピードは格段に上がるんですね!

以前なら何日もかかっていた市場調査や競合分析、骨子が数時間でできるようになりました。

 

 

でも、AIが作るのは「たたき台」です。

 

そのたたき台に、社長の本音を聞いて想いを込める。

会社の隠れた強みを引き出して、ビジネスモデルに変換する。

数字の裏側にあるストーリーを読み解いて、実行可能な計画に仕上げる。

 

これは、人間にしかできない仕事だと私は思っています。

 

 

AIは最高の「道具」であり、私にとっては「相棒」です。

でも、道具は使う人間がいて初めて価値を発揮します。

 

コンサルタントは、道具を使いこなしながら、経営者と一緒に走る「伴走者」なんですね!

 

 

 

AIでは見つけられない「隠れた強み」がある

 

事業計画を作るうえで、もう一つAIにできないことがあります。

それは何か?

 

それは、会社の「隠れた強み」を見つけることです。

 

決算書や売上データに表れない強み。

例えば、

  • この社長の人柄だからこそ取引先が離れない
  • ベテラン社員にしかできない技術がある
  • 地域の方々との信頼関係が他社には真似できない

 

こういった強みは、現場を見て、人と話して、空気を感じて、初めて分かるものです。

 

私はアパレル業界で20年間営業をしてきました。

小さい会社で、大手と戦いながら売上を伸ばしてきた経験があります。

 

だからこそ分かるんですね。

中小企業の強みは、数字に出てこないところにある、と。

 

AIはデータを分析することは得意ですが、データにならない情報は拾えないんです。

 

会社の隠れた強みを見つけて、それをビジネスモデルに変換する。

これこそがコンサルタントの腕の見せ所であり、AIには絶対にできない仕事です。

 

 

 

私が「熱血コンサルタント」であり続ける理由

 

ここまで読んでくれたあなたなら気づいているかもしれませんが、私は、クールに分析するタイプのコンサルタントではありません。

 

社長と一緒に熱くなるタイプです!

 

それはなぜか?

経営者の心に火をつけるには、まず自分が燃えていないといけないと思っているからです。

 

どんなに正しいデータを見せても、どんなに論理的な計画を作っても、社長の心に火がつかなければ実行されません!

「この計画、やりたい!」

「この未来を実現したい!」

 

そう思ってもらうには、一緒に熱く語り合い、背中を押してくれる人間が必要なんです!

 

 

AIは冷静に正しい情報を出してくれます。

でも、「社長、いけますよ!一緒にやりましょう!」

みたいなことは言ってくれませんよね。。

 

 

それに、事業計画は作って終わりではありません。

実行してこそ意味があるんです!

 

そして実行するのは、AIではなく、人間です。

感情を持った人間なんですよね。

 

 

 

だからこそ、事業計画はコンサルタントと一緒に作ってほしい

 

最後に、私の想いをまとめます。

 

AIの時代に、事業計画をコンサルタントに頼む意味はあるのか?

あります。

むしろ、今だからこそ必要です。

 

AIが進化すればするほど、「それっぽい計画」は誰でも作れるようになります。

よくコンサルが作る、何かの提出用に体裁が整った計画ならそれでOKかもしれません。

 

でも、

  • 血の通った計画
  • 実行される計画
  • 社長の想いが詰まった計画

 

は、人間同士の対話からしか生まれません。

 

  • 経営者の本音を引き出す。
  • 会社の隠れた強みを見つける。
  • 想いをビジネスモデルに変換する。
  • 感情に火をつけて、行動につなげる。

 

これが、コンサルタントの仕事です!

そして、これはAIには絶対にできない仕事です。

 

 

事業計画を「AIに作らせる」のではなく、「AIを道具として使いこなすコンサルタントと一緒に作る」。

これが、AI時代の正しい事業計画のつくり方だと、私は確信しています。

 

「事業計画を作りたいけど、一人じゃ無理だ・・・」

「AIで作ってみたけど、なんかしっくりこない・・・」

「AIではなく、人間に相談したい・・」

 

あなたがそう感じている、ぜひ一度相談してください。

もちろん、私でもOKですし、事業計画以外でも何でもOKです!

 

 

もし私であれば、あなたの想いを聞いて、一緒に熱くなって、あなたの会社の未来を一緒につくりたいと思います!

他人と過去は変えられないけど、あなたとあなたの会社の未来は変えられます。

 

今回の記事が少しでもお役に立てば嬉しいです!

 

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