下町のコトラーが提唱する「未来型ビジネスモデル3.0」とは

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こんにちは!
中小企業診断士で下町のコトラーこと、船越です。

 

 

今回は私が提唱する「未来型ビジネスモデル3.0」の話をしたいと思います。

是非、最後まで見ていってください!

 

 

 

未来型ビジネスモデル3.0が生まれた経緯

 

なぜ私が未来型ビジネスモデルの提唱をしているのかと言いますと、、

 

色々なコンサルタントやコンサル会社の事業計画等を見てきましたが、皆さん私よりも遥かに優秀でめちゃすごい資料を作っているのですが、魂がないものが多いと感じたからです。

 

 

すごいけれど、でも社長はそれを実行できるのか?

実際、実行できないはまだマシで、見もしない社長をたくさんいました。

 

事業計画やビジネスモデルは必要だけれど100ページは実践できない。

100ページあっても、何したらいいの?となります。

 

 

それに、大企業なら合う部分もありますが、一般的にコンサルタントが使っているマーケティングは、中小企業向けではないことも多々ありました。

 

経営理念とは?というのを書いたりするよりも、想いとか、やりたいこととか、そういう言葉の方が伝わったりアイディアが浮かんだり。

SDGsとか色々書いたりしていても、まずは売上を上げないと、というようなところが先にあったりします。

 

 

そういったところから、目先の満足のようなプランを作るのではなく、実行できるビジネスプランを作り、一緒に併走したい!と思ったのですね。

 

ただ、どうすればいいのか・・。

 

 

そんな時に出会ったのが、”山に籠もったコンサルタント” でした。


その人は本当に変で、例えば「理想のお客さんに来ていただきたいなら、無人駅にチラシを置く」というようなアドバイスをしているのです。

 

そんな感じでその人の考え方は、一般的なコンサルタントとは真逆でした。

 

例えば新宿にお店を構える音楽店舗に、一般的なコンサルタントがアドバイスするのは、新宿駅の乗降客数、さらにその乗降客数が聴く音楽の傾向はこのようなもの。

だからこのような音楽を店舗に置くと、売上が上がる、というアドバイスです。

 

確かに一般的なマーケティング理論では、それは正しいと言われるアドバイスです。

 

ところが、”山に籠もったコンサルタント” がやったのは、そのデータを全く無視し、そのお店の魅力は、スタッフがマニアックなものが好きで、それにこだわるお店だから、日本では誰も知らないようなバンドのCDを世界から取り寄せ、とことんマニアックなお店にする、ということでした。

 

それで売上5000万のお店を、売上1億円にしてしまったのです!

 

 

確かに、大企業なら一般的なマーケティングは通用する部分はある。

だけれども、中小企業だったり、マニアックだったり、こっそりひっそりのお店の場合は、自分の魅力とは何か、想いとは何か、それをとことん突き詰めていくこと。

 

それは、すでに自分の中にある、ネガティブだったり、ダメだと思っていることの中にこそあるのだと。

 

そしてそれは、世界一古い老舗企業こそ実践しているマーケティングだと言ったのです。

 

 

そのマーケティングを実践している人たちの集まりにも行ったのですが、今までのアパレルやコンサルタントのギラギラした世界とは真逆で、私もこんなに皆が熱心ながら、温かい経営者が集まる会を開催できれば良いなと思いました。

 

しかも、そこは小規模事業者の集まりだったのですが、大規模ではなく小規模の方が、温かいと共に一緒に苦労を分かち合えるし、私が支援できることも多く、何より私に向いていると分かったのです。

私が本当に求めていたのはこういうものだったのだと。。

 

 

そこでの学びと実践から生まれたのが

「未来型ビジネスモデル3.0」です。

 

 

アパレル営業で培った、実際の売上を上げる現場での営業経験。

中小企業診断士・ビジネスモデル作りの知識をコンサル会社やコンサルタントとして活かした実務経験。

 

それにさらに、それらを本当の意味で中小企業、下町のお店や小規模会社で活かせる実践的なマーケティングをもとに、想いや魅力を掘り出しながら、すでにやっているものと統合させていって、新たな価値を提供できるようなビジネスモデルを一緒に作る。

 

そんなコンサルタントとして、現在は、合同会社を立ち上げ、上記経験を活かしながら1ヶ月に20社以上、経営相談からマーケティング、営業、起業・新ビジネス、事業再生、経営改善支援、事業承継支援等を行っています。

 

では、実際にどんなことをやっているのか?を次にお話します!

 

 

未来型ビジネスモデル3.0のヒアリング

 

 

 

私は手書きの方が好きでして、まずは手書きでヒアリングしていきます。

 

 

また、ヒアリング内容を整理して事業計画書を作成していくのですが、その他で市場やニーズを調べたり、課題、問題点、解決策やアクションプランを考えます。

そして上記のメモや質問等で仕上がった一部の事業計画書が下図です。

 

 

その他の事例ですと、例えば美容室が脱毛サロンを新展開したい、となったときのものです。

 

  • 【店】ただの脱毛サロン ➡ 「顔脱毛」や「キッズ脱毛」に特化した脱毛サロン
  • 【ターゲット顧客】主婦 ➡ おしゃれで美容に敏感な小中学生の子供を持つ○○付近のお母さんユーザー
  • 【集客方法】ホットペッパーと近所にビラを配る ➡ それに加え既存美容院顧客を主とした集客を行う
  • 【販売】特になし ➡ 美容院の人脈を活かした自社商品の開発と販売

 

上記のように強みを活かして特化した店にすることにより、他店との差別化に加え特定のお客さんに響きやすい店になります。

 

 

上記のメモがこちらに変化します!

 

 

このようなかたちで、想いや魅力を丁寧に掘り出しながら、中小企業に合うマーケティングをもとに、事業計画・ビジネスモデルを作成しています。

 

 

 

あなただけの未来型オンリーワンビジネスモデルとは?

 

あなたには子供の頃からの夢はありますか?

子供の頃からではなくても、やりたい仕事や店ってありませんか?

 

 

本当はやりたいことがあるのに、今の店や会社で満足するように自分を押し殺している経営者は多くいます。

 

忙しくて考えている時間がない。

どうせできっこないし、リスクも高い。

生活があるし、、家族や従業員のためだから仕方ない。。

 

 

本当にそれでいいのでしょうか?

死ぬ前に後悔しませんか!?

 

 

別に私はハイリスクでやりたい店や事業をしろと言っているわけではありません。

今の仕事を捨てろと言っているわけでもありません。

 

今の店や仕事、強みを活かしてやろうよ!

ビジネスモデルを構築して、数年後にはやりたいことをしようよ!!

 

ということなのです。

 

 

これこそが、「あなただけの未来型オンリーワンビジネスモデル」なんですね!

 

未来を見据えた、あなただけのビジネスモデルを構築すれば人生が変わります。

 

 

例えば私です。

 

私の服が好きだったので、夢はアパレルショップを持つことでした。

それがアパレル営業の仕事をするようになり、いつの間にか中小企業診断士としてコンサル活動を行うことになりました。

 

では、コンサルの仕事でアパレルとは無関係の道へ進むのか?

私の夢は消えてしまったのか!?

 

そうではありません。

私も一時期悩むことはありました。

 

特にアパレルの仕事を辞めて経営コンサルタントとして会社を設立しようと思った時です。

 

私が好きなアパレル業界を捨ててしまうのか?

今までの経歴やノウハウ、人脈まで捨ててしまっていいのか!?

 

でも、違うんですよね。。

別に業種が違ってもアパレル業界、アパレルショップに関わることができる。

コンサルとしてアパレルショップを支援すればいいんだ!

 

で、やりたいのならアパレルショップも経営すればいい!

と思うようになりました。

 

 

今までのお店への営業経験や小さい会社で仕事をしていた経験、コンサルとして多種多様な小さいお店を支援した経験は必ず活きるし、今では私の強みとなっております。

また、お店を開業しなくても、小規模なお店や会社を支援するのが自分に合っているし、本当にやりたいことだと気づきました。

 

本当に人生が変わりましたね。。

 

結局、今までやってきたことが今に結びついてると思うと感慨深いです。

 

 

ということで、今の私のビジネスモデルは小規模店舗・会社を支援するためのものとなっております。

 

 

未来型ビジネスモデル・クレープ屋編

 

クレープ屋さんの話があります。

 

話を聞くとオーナーは元々クレープ好きだったのですが、資金的な問題もあり、スーパーの前で移動販売をしているとのことでした。

ただ、コロナ禍では売上はまだ良かったのですが、コロナ後から徐々に低下。。

 

では、どんなクレープを販売しているのかというと、素材にはこだわっているのですが、どこにでもあるメニューが大半でした。

 

 

でも実は、コーヒー味のクレープが得意とのこと。

 

コーヒー味ってめずらしいですよね!?

 

しかもかなりこだわったコーヒー味のクレープで、カフェオレ、エスプレッソ等、何種類もあるそうです。

しかも本当は売りたいクレープだったんですね。

 

「なぜ、それを打ち出さないのですか?」

 

と聞いたところ、、

 

「いや、コーヒー味ってあまり浸透していないし、お客さんを選ぶかなと。。」

「しかもスーパー前だから主婦と子供が多いから普通の方がいいと思って。。」

 

つまり、多くのお客さんに買ってもらいたいがために、他のクレープと見た目が変わらないメニューなってしまい、逆に誰にも刺さりにくいクレープとなってしまったのです!

 

強みや本当に売りたいものを自ら消してしまい、もったいないと思いました。

 

コーヒー味のクレープは看板にもメニューにも記載はしておりますが、特別には打ち出していません。

 

 

クレープ屋をやりたいと言いつつ、今のメニューを本当に売りたいのか?

どこにでもあるメニューを販売したかったのか?

という疑問もあります。

 

なので、その店のブランディングとして「こだわったコーヒー味のクレープ屋」を打ち出すことにしたんですね!

 

もちろんコーヒー味だけを販売するわけではありませんし、子供用にも素材にこだわったものを販売します。

 

そのお店と言えば、、というものが必要です。

これこそブランディングですが、既存のお客さんは少し減るかもしれません。

 

でも、コーヒー味のクレープの認知度が高まれば、他ではなかなか食べれないので、遠方からもやってきます。

そして、集客策としてはチラシ等のリアル集客に加え、SNSの Instagram(インスタ)を有効活用します。

 

以前からインスタは活用されていたのですが、あまり力を入れていませんでした。

なので、投稿もリールもいまいち。。

 

ここでコーヒー味のクレープを全面的に打ち出して、お店のPOPにもコーヒー味にこだわる理由や経緯を思いっきりアピールします。

 

元々、クレープ好きに加えてコーヒーにもこだわっており、本来は強みとしているメニューなのでお客さんに響きやすいんですね!

 

 

ただ、なぜここまでコーヒーを全面に出すのか?

 

もちろん強みなので当然なのですが、何よりこのオーナーの夢が「カフェをオープンすること」だったからです。

 

なので、数年後に念願の夢であるお店をオープンする「未来型ビジネスモデル」を構築したんですね。

 

 

今はカフェではないし、クレープは本当にやりたいことではないかもしれません。

でも、今やっていることを夢と繋げればいいんです!

 

こだわりのあるコーヒー味のクレープを追及することでコーヒーの知識が深まります。

また、クレープ屋での販売ノウハウや顧客を得ることも可能になりますよね。

 

カフェのための資金も得ることができるうえ、コーヒーに関わっているという自負や充実感も得ることができます。

 

そして、自慢のコーヒー味のクレープを提供するコーヒー豆にこだわったカフェをオープンする。

 

 

今やっていることが、めちゃつながりませんか?

 

 

また、オーナーは外国語教室の講師でもあるので、近隣の生徒さんを実務プラス仕事提供の場としてカフェで雇えば、外国語教室の宣伝にもなりますし、カフェは人材不足の解消として、お互いにシナジー(相乗効果)があります!

 

コーヒー味のクレープもそうですが他店には簡単に真似できないため、差別化要因になります。

 

 

これこそ、私が描いたビジネスモデルです。

様々な強みが絡み合った複雑なビジネスモデルは最強です!

 

 

あなただけの未来型オンリーワンビジネスモデルを構築します!

 

ビジネスモデルは何も現状だけを描くのではありません。

 

数年後を見据えた未来型ビジネスモデルを構築することによって、今後やるべきこと、何より意識づくので、「いつかできればな~」みたいな抽象度が高い目標設定にならないんです!

 

先ほどお話したクレープ屋さんのオーナーは、自身の「カフェをオープンする姿」が連想できたと言っておられました。

本当に嬉しかったですね。。

 

顧客の喜びが社長の喜びになる。

結果、私の喜びになるんです。

 

 

なので、私はあなたの想いをビジネスモデルにするお手伝いをしたいと考えております。

 

なぜなら、それが私のビジネスモデルだからです。

 

 

 

あなたもやりたいことを実現しませんか?

後悔しない人生を送りませんか!?

 

私があなたを必ず幸せにする未来型ビジネスモデルを構築します!

 

是非、一緒に頑張りましょう!!

 

→無料相談、お問い合わせはこちらから

 

 

 

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