Contents
経済産業大臣登録 中小企業診断士
船越ビジネスコンサルティング代表
船越です。
最近何かと話題の「IOT」をご存じでしょうか?
IOTとは、「Internet of Things」の略で、よくある解説の言葉を借りれば「モノのインターネット」と訳します。
パソコンやスマホなどの情報通信機器に限らず、すべての「モノ」がインターネットにつながることで、あなたの生活やビジネスが根底から変わるというのです。
よくある話として、今のあなたの仕事が、IOTにとって代わり、あなたが必要とされなくなる可能性があるということです。
まあ、今は人材不足の時代なので、こう単純には言えませんが、ただ、”単純作業は今後はインターネットに” 変わっていくことは間違いありません。
私の知り合いの税理士さんも、かなり心配しているみたいなので。(笑)
では、今後、どういう能力が必要なのか? それを考えていきましょう。
「考え方」を鍛える
少し前に、「思考力」の重要性についてお伝えしました。
「思いついた起業ネタ」
↓
「10年続くビジネスモデル」「起業アイデア」
と短期間で変換できる能力と言えるかもしれません。
NHK教育(Eテレ)の「テストの花道」という受験生向け番組があります。その番組のキャッチコピーが、「人は考え方を手に入れたとたん、頭の良くなる生き物である」でした。
実際に番組内容も、単なる受検テクニックを教えるものではなく、大人でも勉強になる番組だったのです。
- 比較するチカラをつける
- 伝えるチカラをつける
- 面白がるチカラ!
- ゴールから考える!
- サンドイッチで文章攻略
- 推理するチカラ
など、ぱっと見ただけでも、仕事でも使える「考え方」って感じます。
秀才のノートの取り方、勉強の仕方などを聞いていて、「あ、勉強がデキる人って勉強の仕方から違ったんだな」と実感したのを覚えています。
創造力を磨かない人は必要とされなくなる時代
では、今後必要とされる能力は何でしょうか?
- これからは創造力が必要
- 新たな価値を生み出せる人が求められる
等と言われています。
一方で
「創造力とか苦手。そんな才能ないし・・・」
と苦手意識を持っている人もいるかもしれません。
そのような人は、“創造力は持って生まれたモノ”と特別な才能という印象を持っているのかもしれませんね。
ただ、脳科学の研究などで
- 一部の選ばれた「創造的なタイプ」のものではない
- IQの高さが創造性の高さの証にはならない
といったことが証明されているという記事もあります。
また、スタンフォード大学教授デヴィッド・ケリー氏は「TED 2012」にて、
「人は皆、創造性を持って生まれてくるのだ」
と述べています。
練習することで鍛えられる「技術」
創造力というものは、鍛えることが出来る「技術」です。
鍛えることが出来る「技術」です。
- 起業アイデア
- 事業構築アイデア
アイデアは、まったくの「無」から生まれるのではなく、複数の情報、知識の組み合わせと言われています。ですから、普段から情報や知識を組み合わせる練習をしておくと良いと思いますよ。
- 仕事術
- 情報収集・活用ノウハウ
というのは、ネットや書籍で学ぶことが出来ます。そういったものを学び・今のうちから実践しておくとよいです。
- アイデアハック
- EVERNOTE「超」知的生産術
と言った書籍、それに類似する書籍などで知的生産を効果的・効率的に行える「環境・習慣」作りを行っておくというのも良い考えですね。
「考え方」を身につける
よくある教材マニュアルは、答えとも言える「情報」を提供しています。もちろん、「情報」にも価値があります。
しかし、そういった教材の多くは、皆が知ってしまうとその「情報」の価値も無くなってしまうデメリットが有ります。
10年続く、起業、新規事業のアイデアを考える際に暗闇を模索するのではなく、「 短期間で問題を解決するための引き出しをもっている状態 」を作り出すことです。
情報収集・活用メソッドを学んでおくと仕事や勉強がかなり楽しくなると思います。
以上となりますが、少しでも参考になれば嬉しいです!
コメントを残す