仕事がつまらないから辞めたいあなたが知るべき原因と対策方法

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経済産業大臣登録:中小企業診断士
船越ビジネスコンサルティング代表

船越です。

 

「最近なんだか仕事がつまらないな~。」

 

どう考えてもこのまま成長していくことはできない。もう辞めようかな。

 

でも転職先があるのだろうか?

ないかもしれない。

 

じゃあ起業でもしてみるか!

でも、何で起業したらいいのか分からない、資金もないし。。

 

そんな風に考えたことはありませんか?

 

実際に仕事がつまらないから辞めて起業したい、といった起業相談を度々受けることがあります。

この場合、どうしたらいいのでしょうか?

 

今回はそんな悩みをお持ちのあなたに、「仕事がつまらないから辞めたいあなたが知るべき原因と対策方法」を解説していきたいと思います。

 

 

仕事がつまらないと思ってしまう原因


 

 

まずは、”なぜ仕事がつまらない” のか、原因を分析してみることが大切です。

 

ただ、「仕事がつまらない。。」

この感情は働いている方であれば一度は経験しているものではないでしょうか?

 

私自身も経験があるのですが、この感情が芽生えてしまうと急に仕事に対するやる気やモチベーションが下がり、ついには「辞めたい」と思ってしまうほど感情がネガティブになります。

なぜ、こういった感情になるのかと言うと、人は飽きやすいということが挙げられます。

 

飽きやすい性格の方だけというわけではなく、同じ作業を繰り返したり、毎日同じ職場に出向くとなると次第に飽きてしまうものです。

そう考えるとそればかりは仕方がないことなのかと思います。

 

もし、仕事を変えたとしても自分のやりがいのある仕事に巡り合えるかはとても可能性が低いですし、仕事と言っても世の中にはたくさんの仕事があります。

 

なので、“つまらないという感情は何も自分だけが抱くものではない” ということをまずは認識してほしいと思います。

そのことを理解してから対策方法に取り組むようにしましょう。

 

 

仕事がつまらないのに辞めることができない


 

 

「仕事を辞める決心がつかない。。」

 

これは仕事を辞めたいと思っている人の抱える悩みです。

そしてこの壁は、ほぼ全ての人に共通していると言えます。

ではなぜ、つまらない仕事だと分かっているのに辞められないのでしょうか。

 

それは、人は慣れた環境を手放すことを怖れているからであり、そして新しい環境という先の見えないことへの不安があるからです。

 

現状、何だかんだ言っても安定して収入があるはずです。

もし辞めて上手くいかなくて無収入になってしまったら、それってもの凄く怖いことだと思いませんか?

 

私も失業していたときは凄く不安でした。

収入がない、貯金がどんどん減っていく、でも、仕事はなかなか見つからない、不安になる、焦って余計にうまくいかなる、といった負のループに陥りました。

 

そしていざ新しい職場に転職できたとしても、また同じ苦しみを繰り返してしまうことへの不安や、仕事内容が合わなくてできなかったらどうしようという不安。

このような今あるものを失うことへの怖れや先の不安があるのです。

 

起業にたいしてもそうです。

 

転職よりもさらなる不安がでてきますし、借入をするのなら自分の財産を失ってしまう可能性があります。

転職よりも数倍リスクを背負うことになるんです。

 

下記の記事を併せてお読みいただけると理解が深まります。

 

【参考記事】起業で失敗する3つのパターン

 

 

つまらない仕事を続けることで失うものとは何か


 

”仕事がつまらないと思いながらもずっと続けている”

これは本当に多くの人が悩んでいることだと思います。

 

私にも経験がありますが、理由は上記の項目にお伝えしたように「怖れ」と「不安」です。

ですが、そこで最も大切なものを失ってしまうことを知ってますか?

 

それは時間です。

 

時間は取り戻すことができないということなのです。

今しかない大切な時間をつまらないという感情で過ごすのです。

それって時間を奪われてしまっていると思いませんか?

 

さらに、怖ろしいことは、私たちはお金を失うことには敏感なのに、時間を失うことに関してはあまり敏感ではありません。

「怖れ」や「不安」があって辞めることができないと同時に、時間を失うことへの自覚は感じ難いという特徴があります。

 

時間というのは、一度失ったら取り戻すことのできないのです。

 

 

今の会社を辞めるべきではない人の共通


 

 では、今の会社を辞めない方が良い人はどんなタイプの人でしょうか?

 

◆とにかく安定志向の人


 

公務員的な体質のある財団法人や伝統的な会社、あるいはなんらかの強みや特徴があり、業績も悪くない会社に勤めている一方、仕事は面白くないという人が結構な数おられます。

また、給料も良くはないが、悪くもないという人も多くおられます。

 

そういう方が同窓会や飲み会などで、大学時代の友人に会ったりすると仮定します。

大学時代には大して目立ってもいなかった同期が、自分より給料をもらっていたり、キラキラと輝いて仕事をしていたりすると、ついつい彼らの影響を受けたり、いいなと思ったり、悔しいと思ったりすることがあるでしょう。

 

しかし、だからと言って安易に転職を考えるべきではありません。

新卒で10年以上同じ会社におり、35歳を過ぎていれば、急激に職場環境が変わることはかなりストレスになります。

 

特に、安定している会社が良いと心底思っているタイプの人は、転職にはリスクがゼロということはありませんので、慎重に行動すべきでしょう。

 

 

◆ハードワークができない人


 

昔は相当ハードワークだったが、今は時間がコントロールできるようになったというのでしたら良いのですが、なかには単純に苦労をしていないという人がいます。

 

そのような方が転職して、世間の荒波にもまれてしまうようなことがあれば、間違いなく次の会社では相当苦労します。

25歳ぐらいで転職した第二新卒の方は良いのですが、30歳を過ぎてしまえば、環境を変えずに何とか現職で生き残るように戦略を考えたほうが良いでしょう。

 

 

◆現職の不満ばかり言う人


 

居酒屋などでお酒を飲んでいると、よく会社の愚痴が聞こえてきます。愚痴であれば問題はないのですが、やはりそればかりというのはよくありません。

 

傾向としてどういうわけか、大きな組織に属している方が(組織を変えられないという)無力感から発言をしていることが多いように感じられます。

現職の問題点を少しでも解決するように何か懸命に具体的な努力をしているのでしたら良いのですが、本当にただ愚痴を言うだけの方がいます。

 

この心境のままで転職をしても、次の会社でも同じことが起き、不満を言い続けることになるでしょう。

 

 

◆会社の規模を下げずに経営幹部になりたい人


 

転職をして、自分のポジションを上げたいという方がいます。

 

本気で仕事をしているなかで、経営幹部になりたいというのは、当然気持ちとしてわかります。しかし一方で、会社の規模を下げることなく、ポジションを上げるとことは一般論で考えても非常に難しいでしょう。

外資系企業で、グローバルでは非常に大きな会社だが、日本法人はこれからといった会社であれば、幹部クラスの求人もありえます。

 

しかし、日本企業で幹部を狙っていくなら、規模を小さくすることが一般的です。

もちろん、これから伸びそうな会社に狙いを定め、自分の強みを発揮することで、メンバーをどんどん採用して自分につけていくことができれば結果として望む幹部クラスになることも可能です。

 

何かを得るということは何かを捨てることと同義です。

どちらも取りたいという気持ちも、わからないではないのですが、難しいのが現実です。

 

 

仕事がつまらないと思ったときの対策方法


 

では次に、対策方法を1つずつ解説していきたいと思います。

 

◆周りの人に相談する


 

ダラダラ仕事をしていても何も楽しくはありません。

つまらないと思っている時こそ人はダラけてしまうものです。

 

ダラダラしているときは仕事の効率も落ち、達成感や充実感にも巡り合えません。

なので、そういった時は一度、周りの人に相談するようにしましょう。

 

相談といっても違う業種の方や知人では意味がありません。

なるべく、同じ職場で同じような仕事をしている方に相談するようにしましょう。

もしかしたら、同じ仕事をしている人はその仕事が楽しくて効率の良い方かもしれません。

 

そういった人に相談すると何らかのアドバイスがもらえるでしょう。

ただ「仕事がつまらないから辞めたい」と言ってしまうのは避けてください。

 

このような相談を受けた人にとっては、

「辞めるならあまり良いアドバイスをしなくてもいいか」

「やる気がないのなら相談に乗らない」

とあなたに対する評価が下がってしまいます。

 

あくまで必要なのは「仕事をつまらないと思ってる感情からの脱出」です。

そして「仕事をどうやって楽しむか、効率を上げるか」が問題なのです。

 

なので、なるべく遠回しに仕事をどうやって効率を上げるのかを聞くようにしましょう。

もしくは、上司の成功体験を聞くのもいいかもしれません。

どうやって、成功してきたのかを知ることで、自分のやる気に繋がるかと思います。

 

 

◆なぜ仕事がつまらないのか分析する


 

仕事にやりがいを見出せず、退屈だと感じているのであれば、まずその原因を分析してみましょう。

 

普段から何の変化もないワンパターンなやり方で、惰性に任せてズルズルと仕事を進めていることが原因かもしれません。

でなければ、発奮材料となるような明確な目標がないということも考えられます。

あるいは自分の仕事の臨む姿勢が受身的で、面白くないと感じていても、それを改善するための努力をしていないためなのかもしれません。

 

仕事に意欲をもって取り組めるかどうかは、本人の主体性にも係わる事柄でもあるので、たとえつまらないと思っても、それを面白くする工夫を考えてみるべきでしょう。

 

面白いと感じるかつまらないと感じるか、本人のあり方次第で変わってくるものなのです。

しかし、場合によっては職場の雰囲気や上司などとの人間関係などが大きく影響していることもありえます。

 

つまり、つまらないと感じる原因が仕事そのものにある訳ではないことも考えられるので、こうした周囲の環境についても再検討してみる必要があるかもしれません。

 

 

◆楽しむ努力をする


 

職業人として伸び悩んでいる時というのは、仕事をしていても面白くないと感じるものです。

そうした時には、仕事をする面白さや仕事に取り組む際の信念などについて、普段から好感を持っている職場の同僚や尊敬している上司に尋ねてみるのが良いでしょう。

 

また、人は胸が高鳴るような体験をすると、体内で心身にも効果があるアドレナリンの量が増えると言われているので、仕事以外の事柄であっても興味のある分野に接するなどして見聞を広めるのも良いと思います。

 

仕事に前向きに取り組むには、

「嫌々ながら仕事をしている自分」

ではなく

「楽しみながら仕事に打ち込んでいる自分」

をイメージすることが大切なので、そうした環境中に身を置くよう心がけるようにしてください。

 

また、どんな時でも誰でも手軽に出来る方法として、実際に言葉にしてみる方法があります。

 

具体的には仕事をつまらないと感じていても

「この仕事、面白い」とか、実際にはそうしたことはなくても

「この仕事をした結果、降ってわいたような幸運に恵まれた」

「会社帰りにグットニュースが飛び込んでくる」

「素晴らしい異性に出会えるチャンスをこの仕事が運んでくれる」

など帰りの電車の中でもいいので書いてみることです。

 

心に思っていることとは全く逆のことであっても、また荒唐無稽のように感じても、言葉にして書き、たまには口に出して言うことで脳が自然と楽しいことを見つけ出してくるようになります。

 

その結果、面白くないと感じていた仕事に対しても、前向きな気持ちで打ち込めるようになるのです。

 

 

◆今の仕事が誰かの役に立っていることを考える


 

仕事というのは何も自分が生きていくために必要なものというわけではありません。

 

「誰かの役に立つことも仕事の一部なのです。」

 

なので、まずは自分が今している仕事が誰かの役に立っていることを認識するべきです。

どんな仕事でも必ず誰かの役に立っています。

相手を騙すような仕事は社会貢献とは言いませんが、多くの仕事は社会貢献するものなのです。

 

「仕事がつまらない」と思ってしまうのは、自分の存在価値を見いだせていないからなのです。

 

もし「仕事がつまらない」の反対が「仕事が楽しい」というのならば、楽しいと思っている人はその仕事に存在価値を見いだせていることになります。

そういう人ほど誰かの役に立っていることを実感し、それが活力となっているのです。

 

誰かの役に立たない仕事というのは存在しません。

そのことを認識するだけで社会貢献の実感を得られ、活力が湧いてくるでしょう。

 

 

◆自分の価値を見出す


 

単純作業な仕事ほど仕事がつまらないですよね。

 

毎日が同じことの繰り返しでは飽き飽きしてしまうものです。

その理由としては、達成感が芽生えないからでしょう。

もし、その単純作業を繰り返したら大きな成果が得られるものならば人は必死になるでしょう。

 

しかし、それが見えないからこそ辛く感じてしまうのです。。

 

こういった場合に必要なことというのは自分で目標を立てることにあります。

もし、作業時間を自分なりに決め、制限時間内に終わらせるように目標を立てたのなら、おそらく必死になって制限時間内に終わらせようとするでしょう。

 

もし、時間内に終わらなかったとしたら少なからず悔しさが芽生えます。

その悔しさがいずれ自分の糧となり、「今度はもっと早く終わらせよう」と意気込むようになるでしょう。

 

これに関しては、ちょっとばかりゲーム感覚に近いですね。

しかし、このゲーム感覚があるからこそ仕事が楽しくなったり、小さな目標をクリアして自分の価値を見出せるようになるのです。

 

 

◆仕事の楽しい部分を探す


 

仕事がつまらないと思っているときほど、つまらない部分に目がいってしまいます。

であれば、楽しいと思えるようなところを見つけるようにしましょう。

 

つまらないところを見つけるのは決してダメというわけではありません。

もしかしたら、本当に自分に合わない仕事だったなんてこともあり得ます。

 

しかし、一旦そのことを認識したら今度は楽しいことに目を向けましょう。

どうしても「つまらない、つまらない」と思っている時というのは悪い部分に目を向けてしまいがちです。

もしかしたら、楽しいこともあるかもしれないのにつまらない部分だけを気にしてしまうのです。

 

それでは、いつまでたっても楽しいことに気づけません。

なので、できるだけ楽しい部分に目を向けるようにして、仕事に対する価値観を見つけるようにしましょう。

 

 

リスクが少ない副業をしてみる


 

 

世の中で楽しい仕事なんてありません。何故なら仕事とは誰かがやりたくないことをすることだからです。

 

ただ、楽しい仕事もあります。それは「自分でやること」です。

 

今つまらないと嘆いている仕事も、もしあなたが社長としてやっていたらどうでしょうか。

もちろん大変なことはたくさんありますが、少なくとも仕事をつまらなくさせているストレスはなくなります。

 

でも、いきなり起業なんて言われても無理ですよね。。

 

自分に出来ることなんてないし生活もあるからリスクを負いたくないなんて、考えてしまうかもしれません。

 

そこで、今みんなが始めていることがあります。

それが「副業」です。

 

副業なら仕事をしながらでも空いた時間に出来ますし、失敗してもリスクはありません。

さらにもしそれで上手くいき、本業の給料を超えるようなことがあれば、その時は安心して仕事を辞めることができて、自由な日々を手に入れることが出来ますよね。

 

副業で毎月10、20万円も稼ぐのはもちろん大変かもしれませんが、例えば5万円でも入ってくればどうでしょうか。

毎日の生活も楽になるし、「給料が安いけどもっと楽しい仕事」も出来るので、仕事の選択肢も増えると思いませんか?

 

「副業したいけど。。」

 

と悩んでいませんか?

 

  • 競合が多いビジネスモデルしか考えが浮かばず、ゼロから生み出す方法を知りたい
  • 失敗しないようにまずは副業から始め、しっかり稼げるようになってから起業したい
  • 起業等のセミナーに参加はするが、結局具体的にどうしたら良いのか分からない
  • 副業で学んだことを今所属している会社で新事業を行う際にも活用したい
  • 副業を通じて経営全般の知識も身に付けたい

 

 

ビジネスモデルを設計するとは何をどうすることなのか、ゼロから起業のアイデアを生み出して行くとは、どういうプロセスが必要なのかについて知りたければ、下記からご相談ください。

 

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つまらないと思っているからつまらなくなる


 

当たり前のことなんですが、自身でつまらないと思っていることは当然つまらないものになります。

つまり、ただ単につまらない見方をしているということなんです。

 

例えば、仕事が辛いという気持ちはつまらない感情と似てはいますが、そうではありません。

 

辛いからつまらないというわけではなく、辛いが楽しいと思える人も存在します。

 

つまり、自身のモノの見方によって物事の認識が変わってくるのです。

本当は楽しいと思えたはずのことでも自身の見方によってはつまらないものとなります。

 

当然、仕事がつまらないと認識しているのならそれはつまらないモノです。

でも、仕事がつまらないと思っているのであれば、少し仕事に対する見方を変えてみると良いでしょう。

 

例えば、自分の興味ありそうな仕事内容はどんなものなのか、それが今の職場に備わっているのかを考え、本当に興味がないものならいっそのこと転職するのもいいと思います。

それを見極めるのはあなた次第です。

 

自分がどんなものが楽しいと思えるのか、どんな職場環境なら過ごしやすいのか。

これは、あなたの心がけや認識によって変わるので、自分の歩むべき道を見つけるようにしましょう。

 

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